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笠塚陽奈乃 -強制露出散歩編-

CG付きノベル -if-
12 /08 2011
「おらっ、さっさと歩けよ」
 背後から蹴り飛ばされるように教室から廊下に押し出されて、緊張で強ばりながらわたしは周囲に視線を送る。
 ペットになることを宣言させられたわたしに逆らうことは許されない。
「で、でも先生は教室に居ろって……っ」
 それでも心のどこかで拒否反応を起こして、理性が堕ちることを拒絶していた。
「何、ペットが反論してんだよ!」
 後ろから髪を引っ張られて、力が強過ぎて頭が引っ張られる。
「――い、痛ッ! ご、ごめんなさいっ!」
 まだ帰ってない同級生が居るかもしれないのに、廊下中に響くような大きな声を出す竹内くんに大人しく従うしかなかった。
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 もう終わりだって分かっているのに、わたしの中でまだ希望が捨てきれていないのかもしれない。
 廊下には運よく誰も居なかった。
誰も居ないことにわたしは、安堵と同時に落胆する気持ちもあったことに驚く。
「(助かりたいって思ったばかりなのに、わたしは誰かが居ることを期待してたの?)」
 ついさっき教室で見つかって後悔したばかりなのに、もう見られることを望んでいるように思えて気持ちが悪くなる。
 もう自分自身が分からなくなりそうだった。
「行くぞ」
「――は、はい」
 考えること事態を放棄して、ペットとして命令に従ってたほうがマシかもしれない。
 頷きながらわたしはそんなことを考えていた。



「――ん、んんっ。はぁん、んうぅっ。ふぅっ、ふぁ。はぁ――っ、はぁ――っ、んくっ」
 脳みそが蕩け始めて、身体から薄らと汗が滲んでるせいで膝が廊下の床で滑る。
 命令に従って廊下を四つん這いで歩いている間に、時間の感覚が少しずつおかしくなり始めていた。
「ふぁっ、んぁ――はぁっ、んくっ。ふぅっ、ふぅ――っ」
 極度の緊張で限界を迎えた頭が、身体を熱っぽくさせてる。
 階段を下りたことまでは憶えてるけど、四つん這いで思考能力が低下して視界がぼやけてるわたしは考えることを断念してしまう。
「何感じてんだよ。全裸になるだけで興奮するとか、やっぱお前おかしいんじゃねぇの?」
 鼻で笑うように言って、少し遅れると髪を掴まれて引っ張られる。
 痛みの感覚も鈍って来てるみたいで、髪を引っ張られてもあまり痛みは感じれない。
「そうだ。良いモン、お前にプレゼントしてやるよ」
 にんまりと気味の悪い笑みを浮かべて、後ろに回り込んだ竹内くんがわたしのオマ○コの中に何かを挿入した。
 愛液で濡れてるオマ○コは、ニュルってすんなりと竹内くんが入れたものを受け入れる。
「さっきまで処女だった女とは思えねぇな。ローターがあっさり入ったぜ」

「――――ッ!?」

 何かを呟いたかと思ったら、ヴィィって音が突然して膣内に激しい振動が始まった。
「あっ、ぁああっ! ぁ、んぁッ! ――はぁんッ! なに、これッ!? んんぅッ! ふぁあ、ぁ――んくッ! はぁあんッ!」
 全身の感覚が戻って来て、身体中が敏感になっていく。
「悪ぃ、勢いでイキナリ最大まで上げちまった」
「ひぃうんッ! あっ、んぅんッ! だ、だからこれ、なんなの? ぁ、んぁ――ッ!」
 声が抑えられなくて、口元からよだれが垂れる。
 だけど口を拭いてる余裕なんてないくらいの快感が押し寄せて、あっという間に限界に近づいてしまう。
「ぁ、ぁ――んッ! ダメぇ、ひっちゃうッ! もぅ、イッちゃうよぉッ!」
 押し寄せる快感に負けて、だんだん頭が真っ白になってしまう。
「もうダメッ! イクッ、イッちゃうッ! ぅぅううんッ! んんぅぅぅぅッ! ダメダメぇッ。イクッ! ぅ、んんんんぅぅぅぅぅぅぅううッ!!」
 我慢する時間も無い内にわたしは絶頂を迎えていた。
 身体が痙攣して一瞬で目の前が真っ白になった。
 今が学園の廊下だってことも忘れて、盛大に大きな声を出してイってしまったことをすぐさま後悔する。
「(ど、どうしよう――ッ!? 今の誰かに聞かれてたら……っ)」
 絶頂を迎えても頭の中にある緊張と恐怖が大きくて、余韻に浸る余裕なんてない。
 脱力する身体を強引に起して、首を回して周囲を確認する。
 誰も居ないことに一安心しながらも、位置を理解して身体が固まってしまった。
「まさか――嘘、でしょう?」
 すぐ十メートルくらい先に渡り廊下に続くドアが見える。
 渡り廊下の先にあるのは、体育館しかない。
 今はまだ下級生が部活をしてる時間で、渡り廊下の途中は外から丸見えになる。
「気づいたのかよ。まぁ、別に構わねぇか」
 竹内くんの言葉を聞いて絶望感が押し寄せて、一瞬目の前が真っ暗になった。
 動けなくなったわたしに、竹内くんが首に何かを回して取り付ける。
「おらっ、さっさと歩けよ。美菜が準備して待ってんだからよ」
「――じゅ、準備?」
 尋ねること事態怖かったけど、それ以上に知らされずに居るほうがもっと怖い。
 すると、全身に悪寒が走るような凶悪な笑い声を出して竹内くんが答えた。
「準備って、そりゃアレだよ。これから始まるショーの準備に決まってんだろうが」
 とても人間がする表情とは思えなくて、身体中の血液が引いて行くのが分かった。
 困惑して頭も身体もついていけなくて、ただただ恐怖で凍りついたみたいに動けない。
 そんな状態のわたしを無理矢理、首に付けたリードを使って引っ張る。
「(わ、わたし――このまま行ったら、どうなっちゃうんだろう……っ)」
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 開け放たれたドアを見た途端、オマ○コからドプッて濃い液体が零れ落ちる。
 この先には絶望しかないことなんて分かり切ってるのに、内から湧き出てくる快感に気づいたらわたしは笑っていた。

                                    ※CGは著作権フリーイベントCG素材集を使用しています。

野村渚

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